開発・製造受託

ジェスコはエレキ/ハードウェア、ソフトウェア、メカのそれぞれの分野での開発設計から、OEMとして装置全体の製造を請け負うことも可能です。

医療機器の開発設計から量産まで
トータルサポート

ジェスコでは、開発設計から量産製造まで、医療機器の開発を総合的にサポートすべく、「エレキ/ハードウェア」「ソフトウェア」「メカ」それぞれの分野で開発受託できる体制を整えているほか、ODMとして装置全体を手掛けることも可能です。開発においては、JIS T2304ドキュメントへの対応など、医療規格に準拠した設計を実施しており、クラス3,4の高度管理医療機器においても実績を持っています。
また、受託専門の企業とは異なり、設計だけにとどまらず、量産まで一貫したサポートができることも特徴です。実装や組み立てといった部分的な製造も請け負えるほか、ISO13485を取得した工場など、QMS省令に準拠したリソースを活用することで、OEMとして装置全体の製造を請け負うことも可能です。

医療機器向けアイテム例

  • LEDモジュール
    LEDモジュール

    デザイン性の高い表示灯や照明をご提案。

  • LCDモジュール
    LCDモジュール

    ご要望のI/Fに合わせて単体から制御基板付きまでカスタム可能。

  • ACアダプタ
    ACアダプタ

    IEC60601などの世界的な医療安全規格に準拠した製品を取り扱い。

  • 組み込み電源
    組み込み電源

    高規格で多出力な電源を小型で開発。

  • マシンビジョン・AIカメラ
    マシンビジョン・AIカメラ

    小型・高速・高性能な産業用カメラの販売や画像解析ソフトの開発を実施。

  • 深紫外線LED
    深紫外線LED

    除菌効果の高い265nmの波長をラインナップ。

  • ハーネスASSY
    ハーネスASSY

    高信頼性の特殊コネクタを小ロットで加工。

  • メンブレンディスプレイ
    メンブレンディスプレイ

    表示部・操作部をメンブレンユニット化。
    7セグの廃止による交換コスト対策にも有効。

  • バック・ケース
    バック・ケース

    ハンディ装置や備品などを入れるバックやケースをカスタムで製作。RoHSなどの環境対応も可能。

ジェスコの特徴

POINT1

開発から量産まで一貫対応

「エレキ/ハードウェア」「ソフトウェア」「メカ」それぞれの領域の設計を受託しています。また、一般的な受託開発会社とは異なり、設計開発業務を受託するだけでなく、量産製造まで一貫してコーディネートします。
ODMとして一貫して受託できるリソースはもちろん、弊社が全体をディレクションすることで、開発と製造を別々のリソースに委託することも可能です。案件の内容に応じて最適なスキームでの開発をご提案します。

開発から量産まで一貫対応
POINT2

医療規格に対応した開発体制と商材

IEC62304(JIS T2304) に準用したソフトウェア開発を実施できる体制を整えているほか、製造面においても、医療機器製造販売業、ISO13485に基づく品質管理に対応した協力会社と協業しています。
また、標準品のモジュールや部品においても、医療機器向け商材を様々なジャンルでラインナップしており、電源についてはIEC 60601に対応した製品を広く取り揃えています。

医療規格に対応した開発体制と商材
POINT3

小ロット対応

医療機器業界において、特に装置類に関しては、量産台数が年間10 台~100 台程度と比較的少量になる場合が多いと思われますが、弊社は少量の生産を得意とするリソースと提携しており、小ロットでの生産が可能です。また、装置内部で使われる異なるメーカーの複数アイテムも、弊社がまとめてコーディネートし、高付加価値なユニットとしてご提供することも得意としています。お客様の手離れの良い形で、製品の具現化をサポートします。

小ロット対応
POINT4

カスタム化

高度な要求事項が多い医療分野においては、標準品だけでは実現できない仕様も多々あるかと思います。弊社ではそのようなニーズにお応えすべく、カスタム対応を得意としたメーカーを複数ラインナップしており、特殊スペックの製品をご提供します。
また、筐体への納まりを考えブラケットを追加したり、エレキ/ハードウェア分野ではモノの提供だけでなくソフトウェア/ファームウェアの設計まで弊社で請け負うなど、案件全体の中で最適な構成・スキームで、カスタム品を提供していきます。

カスタム化
POINT5

長期供給を意識した開発

医療機器分野では、開発期間が複数年に渡るほか、量産後も長期に渡り販売が続くという性質から、部材の廃止リスクとの向き合い方が重要となります。弊社ではそのようなリスクを考慮して、たとえ部材が廃止となっても他製品で置き換えができる選定を心がけたり、機構的にもある程度の誤差を吸収できるような工夫を施すなど、できるかぎり装置側や筐体への変更規模を最小にするように意識して開発を実施しています。

長期供給を意識した開発

医療機器業界との結びつき

日本医療機器協会に加盟

300社以上が加盟する商工組合「日本医療機器協会」に加盟しており、様々な医療機器メーカー様と交流しています。また、協会内で「JMIAユースアップの会」にも参加しており、毎年フットサル大会を主催したり、各種レクリエーションに参加し交流を深めています。横の繋がりを活かし、常に医療の最新動向を追いかけながら活動しています。

医療機器産業の
一大集積地“本郷”が拠点

弊社が拠点を置く文京区本郷は医療機器にまつわる企業が400社以上集積するエリアとなっています。地の利を活かし、近隣の医療機器メーカー様と頻繁に情報交換しながら営業活動しています。また、弊社オフィスの3Fフロアでは中型の会議スペースを保有しており、そこを会場とし外部セミナーやイベントを実施するなど、近隣の企業様にご活用いただいています。

開発実績例

クラス3医療機器 ディスプレイ
実績例01

クラス3医療機器 ディスプレイ

納入アイテム
  • LCD
  • タッチパネル
  • 筐体ケース
  • 駆動基板
  • ファームウェア開発
  • T2304ドキュメント作成
TFTフルカラーLCDユニットをカスタム開発

LCDやタッチパネルだけでなく、駆動基板や筐体ケースまで一括してユニットで開発。
ファームウェア開発も担当し、JIS T2304へ適合したスキームで開発を実施し、ドキュメントの作成も担当しました。

クラス3医療機器 コネクタ製造
実績例09

クラス3医療機器 コネクタ製造

納入アイテム
  • カスタムコネクタ
特殊仕様のコネクタを製造

端子やハウジングの設計から量産まで一貫して対応しました。
端子の金メッキ仕様や、コネクタ全体での防水仕様など、医療で求められる品質に対応しています。製造はプレス用の金型から、コネクタの量産まで全て同じリソースで一貫して実施しました。