サイン
コミュニケーション
サイン コミュニケーションについて
サインとは、人が他の人に何かを伝えたり、双方向のコミュニケーションを図るために、互いに理解し合い共有できるような形で表した“情報”の事を言います。それらを表現する手段には、文字や記号だけでなく人間の五感に訴えるあらゆる要素がサインとして作用します。
サインの目的とは、案内誘導に関する情報など利用者が施設を利用するのに必要な情報を提供し、かつ、よりスムーズに目的の場所に到達させる事です。
すなわち、サインがなければ利用者は目的の場所へ到達する事が困難になってしまいます。
以上のことから、私たちはサインを「人と人、人とあらゆる経験とをつなぐコミュニケーションメディアとして、私たちの生活になくてはならないもの」と考えます。


サイン プランニング
サイン プランニングとは施設利用者が目的の場所へ向かうにはどのようなルートを通るかなど、利用者の行動を推測して、誰にでも容易に察知できるサイン配置やその形状、分かりやすい情報を入手できる快適な環境をプランニングします。
サイン プランニングの流れ
オーナーや建築設計者から施設の運営方法やイメージをヒアリングし、ターゲットを設定。
建築イメージや空間を考慮したコンセプトを導いて進めます。その後、実施に向けて予算立て、仕様に合わせた製作方法など各条件をクリアしながら施工します。
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01
ヒアリング建築イメージやコンセプト、建築規模などをオーナーにヒアリングし、現状を把握した上で調査に入ります。
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02
周辺施設の状況、住民ヒアリングなど、街の現状を実地調査します。
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03
調査結果を踏まえて課題点の解決策についてミーティングし、サイン計画に関する方向性を整理します。
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04
要望や課題点、施設イメージを考慮して、サイン計画の方向性やデザインコンセプトをご提案します。
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05
各種導線を図面上で検証します。利用者の目的による導線を把握し、「人溜まり」「流れの量」「交差点」を分析します。
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06
サインリスト課題点や導線を踏まえ、最終的なサインの量を割り出します。「案内」「誘導」「定点」の流れで適所にサインを配置し、リスト化します。
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07
サイン表示を構成する「書体」「ピクトグラム」「カラー」のほか、サインの形状や仕様を設定します。
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08
各サインアイテムごとに設置、サイズ、仕様を考えサイン展開を行います。また、サイン製作のための図面作成や、試作見本を製作します。
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09
製作・施工スケジュールを調整し、工場での製作後、製品を検品し、現場で取付を行います。
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10
メンテナンス契約による対応や、表示内容変更のためのデータ作成、取付まで対応します。また、光源製品については、球切れ交換や蛍光灯のLED化への対応をします。
サイン リノベーション
長年使用された施設は、施設機能や導線の変化や多言語表示化など、あらゆる利用者に向けサインのニーズも変化していきます。
その際に私たちは、サインの性能を向上させたり価値を高めるサインをリノベーションする事で、今よりも気持ち良く施設を利用していただく事を第一に考え、商業施設から指定管理施設など、様々な施設のサイン リノベーションを行っています。
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Before
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After
空間演出
当社の得意とするアクリル加工技術とLED光源を組み合わせてデザインを行い、訪れた人たちが感動してまた見たい、訪れたいと思わせる装置を製作します。
今までにない空間を創造し、そのイメージまでも変えてしまうほどの力を持つ製品として、私たちは創り続けていきます。
